ノロウイルスはどんな症状が出るの? 潜伏期間はどれくらい?

2015年12月14日

毎年特定の冬場になるとニュースなどでも話題に上るノロウイルス。

家族に子供がいたりすると、学校で流行ったりもしますよね。

下痢に嘔吐にと辛い症状で、家族も対処が大変です。

ノロウイルスの正しい確認方法と症状などを分かりやすくまとめてみます!

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ノロウイルスはこんなウイルス! 潜伏期間は?

子供の多い学校やお年寄りのいる施設などでよく流行を聞きますが、青年期の大人ももちろん感染する人はいます。

ノロウイルスとは海の中に生息しているウイルスで、主に二枚貝、牡蠣やアサリ、ホタテなどの中に取り込まれて蓄積します。

そのために牡蠣の旬の時期(10~4月)などは感染者も増える傾向にあります。

ノロウイルスは一度かかっても違う型のウイルスにまた感染することもあり、感染力が強いので一度かかったからと安心できないので注意が必要。

ノロウイルスの潜伏期間はだいたい20~48時間と言われていて、たいていは感染翌日、中にはその日の内に症状が出始めることもあります。

ノロウイルスの確認方法! どんな症状がどれくらい続くの?

腹痛

主な症状は“下痢嘔吐発熱”です。

中でも下痢と嘔吐は激しいものになることが多いと有名です。

そのような症状が出た時は、便や嘔吐物には素手で触らないようにして、病院で検査してもらうことをおすすめします。

素人目ではノロウイルスかどうかの判断は出来かねるので、便などから詳しい検査をしてもらい、正しい対処が必要です。

その時は窓口で早めにノロウイルスの可能性を伝えておきましょう。

症状が出る期間は約2~3日と言われています。

症状が出始めてから数日続きますが、日が経つほど症状は軽くなるとか。

大人の感染時の方が症状がきついという報告がありますが、回復も早いとも言われています。

しかし、その症状が出ている2~3日ではウイルスはまだ生きていることもあり、二次感染してしまうこともあるので気をつけましょう。

家族がノロウイルスに感染! 対処は?

例えば子供が感染した場合には、身の回りを家族が世話しますが、便や嘔吐物にはウイルスが大量に含まれているので危険がいっぱい!

汚れてもいい服・マスク・ゴム手袋は必須アイテムです。

できればメガネやゴーグルで目もガードしたいところ。

素手では触らないようにし、そのまま捨てられるビニール袋に、掃除した雑巾やティッシュなどはまとめて捨ててしまいましょう。

掃除に必要なのはキッチンハイターなどの塩素剤です。

その他の掃除用洗剤などではノロウイルスは死滅しないので注意!

嘔吐した場合は飛び散りなどを考えて、掃除範囲は広めにします。

感染時に着ていた服などは捨ててしまう方が安心です。

 

子供が数人いる場合はなるべく感染時は近づかないのがベスト。

手洗いうがいはとにかく基本と考えて家族みんなで対処したいですね。

感染力が強いということを常に意識して対処して下さい!

 

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