ふたご座流星群2014 今年はいつ? 見える方向や時間は?

2015年12月14日

本日は隕石が地球の引力に引かれて落下する現象…、というと堅苦しく聞こえる流星群について調べてみました。

流星群とは、毎年同じ時期に同じ方角に対して流星が落下する現象を指します。

ここで「毎年じゃない!」という疑問を持った方、非常に鋭いですね。

毎年同じ方角から流れているのは正しいのですが、地球が太陽の周りを公転している関係で、地球上からは毎年さまざまな場所から観測されるということですね。

よって、流星群を見ることが出来る時期は限られています、まさに宇宙が創る神秘の現象と言えるでしょう。

スポンサーリンク

ふたご座流星群について

ふたご座流星群とは

流星群には「○○座流星群」など、星座の名前がついています。これは「○○座の方角に現れる流星群」という意味です。

そして、ふたご座流星群といえば、しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群と並び、年間三大流星群の一つとして数えられています。

ふたご座流星群が流れる晩は、一晩あたりに500個を超える流星を見ることが出来ます。

流星の隕石も大きいものが多く、光が強く明るいものをたくさん見ることが出来るのも特徴です。流星の数に関しては日本一を誇るのがこのふたご座流星群なのです。

 2014年のふたご座流星群

2014年のふたご座流星群は12月13日、14日、15日の夜頃に観測することが出来るようです。時間帯は21時~翌3時頃がピークとなります。

観測場所も人工の光が少ない郊外が良いでしょう。

流星の光は、人口の明かりよりも非常に小さい光であるために、街中の光が多い場所では見えづらくなってしまうことが考えられます。

また、流星は夜空のどの方角からも観測することが出来るため、月の明かりによって見づらくならない方角を見るのが良いでしょう。

ふたご座流星群の観測に必要なもの

星空

観測のための道具は特に必要ありません

望遠鏡や双眼鏡を使ってしまうと、見える範囲を狭めてしまうことになるので、かえって見づらくなってしまいます。

しかし、近眼の人は肉眼では見えない場合があるので、メガネが必須となります(笑)

 

ふたご座流星群観測の注意事項

観測は夜に行われるため、小さなお子さんが行く際には保護者同伴で行きましょう。

子供たちだけで観測に行くなど言語道断、まずは安全の確保です。

そして、時期は冬真っ只中です、防寒対策をキチンとして観測に臨みましょう。

上をずっと見続けると首が痛くなるかもしれません、適度に休憩を取りながら観察しましょう。

ただ、夜更かしや無理は禁物。

翌日が出勤日…、というサラリーマンは注意が必要ですが、年に一度の機会ですので、ぜひ観測することをお勧めします。