関東のおすすめパワースポット その１ 恋愛・金運編
運気を開いてくれる「気」に満ちた「パワースポット」。関東は広く富士山の影響も受けて、多数のパワースポットがあります。
自然に形成された場所というイメージもありますが、多くの神社もパワースポットとして存在します。なぜなら、そもそも風水や陰陽道で言う地の気の巡るライン「龍脈」から地の気が吹き上がる「龍穴」を守護するために神社が建てられていることがほとんどだからです。
そのため、これらの神社に参詣することは自然界の「気」を身体に浴び、取り込むことになり、開運につながると言われています。
さて、関東のパワースポットには、どんな場所があるのでしょうか。また、その御利益はどんなものなのでしょうか？
まずは恋愛・金運がアップするスポットをご紹介します。
良縁に恵まれる〜恋愛成就のスポット
箱根・九頭龍神社（神奈川県箱根町）
箱根神社と九頭龍神社は、共に天平宝字元年（757年）に萬巻上人が開いた神社です。
特に近年恋愛のパワースポットとして知られる九頭龍神社は、本宮が芦ノ湖の湖心近くにあり、毎月13日の月次祭には、参拝船で多くの人が訪れます。
その昔、人身御供をとって一帯を荒らしていた九つの頭を持つ毒龍を、萬巻上人が調伏し、九頭竜の大神として祀られるようになったのが縁起です。
現在は、より参拝しやすいように新宮が箱根神社の境内に建立され、新宮の境内に湧く「龍神水」は一口飲めば一切の不浄を洗い清めてくれると言われています。
箱根神社は、源頼朝が境内の東側にある安産杉に妻・政子の安産を祈ったと言われ、安産の神様としても有名で、その他健康運、商売運など様々なご利益があるそうです。
祭神はニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの夫婦神と、皇祖と言われるヒコホホデノミコト。また、駒ケ岳山頂にある箱根本宮には、天地開びゃくに関わったアメノミナカヌシノカミと、タカミムスビノカミとカミムスビノカミという男女の結びつきを司る神様が祀られています。
東京大神宮（東京都千代田区）
年越しともなれば、若い男女が大行列を作る人気の恋愛成就スポット。
江戸時代、一生に一度はお伊勢参りがしたいというのが人々の願いでした。
明治時代になって、お伊勢参りを東京でもできるようにと伊勢神宮の遥拝殿として日比谷に建てられたのが起源です。
その後現在の飯田橋駅近くに移り、戦後に東京大神宮と呼称が変わりました。
伊勢神宮ゆかりの神社なので、主な祭神はアマテラススメオオカミ。その他に、天地の万物を育て、物事の結びつきを司る三柱の神、アメノミナカヌシノカミ、タカミムスビノカミとカミムスビノカミを祀っていることから、縁結びの神社として有名になりました。
都心にあり、けして広くはない境内ですが、こんもりとした木立に囲まれ、清らかな空気の流れる場所です。
また東京大神宮は神前結婚式創始の神社でもあります。「マツヤサロン」という由緒ある結婚式場が境内にあることからも、縁結びのパワーが感じられますね。
商売繁盛！〜金運のパワースポット
神田神社（神田明神）（東京都千代田区）
江戸城すなわち現在の皇居の表鬼門（北東の方角）を守護する江戸の総鎮守。下町であった神田を始め、日本橋や丸の内、秋葉原、大手町などビジネスの中心地という立地で、108の街々の総氏神として鎮座します。
祭神は縁結びの神であるオオナムチノミコト（大黒様）、商売の神であるスクナヒコナノミコト（恵比寿様）、そして出世の神として祀られる平将門の三柱です。
企業の氏子も多く、立身出世、商売における縁結びに欠かせないスポットです。
三峰神社（みつみねじんじゃ 埼玉県秩父市）
ヤマトタケルを開祖とし、雲取山、白岩山、妙法ケ岳の3つの峰の龍脈から「気」が流れこむ、関東屈指のパワースポットと言われています。
あまりにも気が強いので、心身の弱った人には向かないとも。
気力があり、目標が明確である人に強い運気をもたらし、仕事運、商売繁盛の開運をもたらします。心身を浄化する気にあふれているパワースポットです。
祭神は国産み・神産みで知られるイザナギノミコトとイザナミノミコト。3つの鳥居がひとつになった、全国的にも珍しい「三ツ鳥居」で知られ、参拝の見どころが多い神社です。
本殿の奥には、モミと檜の木が寄り添って1本のように見える「縁結びの木」があり、恋愛成就のスポットとしても有名です。
パワースポットは、大地の気を浴び、心身を浄化してその名の通り「気力」を分けてもらえる場所。目的意識をはっきり持って願掛けに行くのもいいですし、ただ気力の充実を求めて参拝するのもいいでしょう。きっと清々しい気持ちになれるはず。
次回は「子宝」「人間関係」の運を開くスポットをご案内します。
※全国のおすすめ初日の出・初詣スポットについてはこちらの記事をご覧ください。