喪中はがきはどの範囲まで? 年賀状との関係は?
みなさん突然ですが喪中はがきについてはどこまでご存知でしょうか?
「ご家族の方がなくたった時に出す」ということはご存知だと思いますが、ではどこまでの範囲の方がなくなったらだすのか、どこの範囲の方まで出せばいいのかなど、「どうだったかな?」と思うことも少なくないのではないでしょうか。私も詳しくは知らなかったため調べてみました。
簡単にご紹介させて頂きますので、参考程度になればよいかと思います。
喪中はがきとは?
近親者の方が亡くなった時にそのことをお伝えするはがきとなります。
自分が喪中であることや誰がいつなくなったかをはがきで伝えることができます。また、年賀状等の新年ご挨拶も自粛することとなる旨を伝えることもできるのです。
喪に服す期間は?
一般的には、「両親・夫・妻・同居の義両親」は1年、「祖父母」は6ヶ月、「兄弟姉妹・子・同居の曽祖父母・別居の義両親」は3ヶ月、「義兄弟姉妹・孫」は1ヶ月、「叔父叔母・伯父伯母・別居の曽祖父母」は喪に服さない、などとされています。
喪中はがきを送る範囲
まずどこの範囲の方までなくなったら喪中はがきを出すのかということについては、一般的には二親等まで出すとされています。
ここで、注意して頂きたい点は「喪に服す期間」と「どこの範囲の方までが亡くなったら喪中はがきをだす」というのは別になるということです。
次にどこの範囲の方までにはがきをだせばいいのかという点ですが、新年ご挨拶が出来ないということをお伝えするので、毎年年賀状を交換している方にだすのが一般的とされています。
また、喪主の場合は「亡くなった方が年賀状のやり取りを行っていた方」には喪中はがきを出すのが一般的とされています。
喪中はがきを出す時期
喪中はがきは、喪中であることを年賀状を書き始める期間までには相手の方にお知らせしたいので、遅くても12月上旬ぐらいまでに出すのがいいとされています。
喪中はがきの文面
相手の方に内容が伝わるように書きます。順番と構成については・・・
- 自分が現在喪中であることをお伝えする言葉
- どの方の喪に服しているのかを記載
- お亡くなりになった日とその年齢
- 日頃からお世話になっていることへの感謝の言葉を記載
- 新年に関するご挨拶の言葉やお付き合いに関する言葉を記載
- 日付の記載(西暦は使わず元号を用いる)
- 差出人の住所氏名
- 相手の方のお名前
といった形になります。必ず順番上記の通りになるように書くことが一般的とされています。
マナー等には気を付けて
喪中はがきは、近親者の方がなくなって自分が喪に服していることを相手にお伝えするものです。かならず相手の方に失礼のないよう十分に注意しながらはがきを書くようにしましょう。
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