若年性認知症を食べ物で予防しよう!!

2015年12月14日

認知症というと高齢者の方に発症する症状だと思いやすいですよね。

でも実際には高齢者の方だけではありません。若年性認知症というものがあり、これは高齢者以外の方に発症する認知症なのです。

今回は若年性認知症とその発症の予防に効果のある食べ物をご紹介させて頂きます。

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若年性認知症とは?

若年性認知症とは18歳以上から65歳未満の人たちに発症される認知症になります。

症状としては高齢者の方と同じような「言語障害」、「記憶障害」、「判断力障害」、「行動力障害」などがあるのです。

主な原因としては、アルツハイマー病脳血管性認知症アルコール性認知症などがあります。

2009年3月当時の調査結果によりますと日本全国で約37000人の患者がいるとされています。

特に40代後半あたりから少しずつ患者が増え、この年齢層では10万人に27人ほどの方が発症していると言われているのです。そして年齢を重ねるごとに患者が増え、60代前半では10万人に189人ほどまでに達するのです。

若年性認知症は食べ物で予防できる!?

実は若年性認知症は、効果のある栄養素が含まれた食べ物を食べれば予防が出来るとも言われているのです。

効果のある栄養素としては主にクルクミン、セサミンなどを含んだポリフェノールDHAなどがあります。

以下がそれらの栄養素が含まれた食べ物になります。

カレー

カレー

カレーは非常に人気のある食事なので食べられる方も多いかと思います。

実はこのカレーのスパイスの中にはクルクミンが含まれていて、若年性認知症予防に効果的と言われています。

さらに細かく言うとカレーに使われているターメリックというスパイスにクルクミンの成分が多く含まれているのです。

ちなみにカレーを多く食べるインドでは認知症の発症率は低いそうです。

赤ワイン・コーヒー

実はこの二つには多くのポリフェノールが含まれています。

ポリフェノールというのは簡単に言ってしまうと脳の記憶をつかさどる部分に良い効果を与えてくれるのです。これが認知症予防に効果的なのです。

赤ワイン

ゴマ

ゴマと言えば健康食品として多くの人たちから人気を集めていますね。

実はこのゴマにはセサミンが含まれているので予防にはおすすめなのです。セサミンは抗酸化作用(脳に悪い影響を与える活性酸素を抑えてくれるもの)に最適と言われています。

魚類

魚が予防に良いとされていますが特にサバ、さんま、イワシなどのいわゆる青魚には、多くのDHAが含まれているのでおすすめです。

DHAには脳細胞に刺激を与える効果があり、これによってより脳の働きが良くなるのです。

ちなみに魚を多く食べている人の方が認知症の発症率が少ないというデータも出ているそうです。

バランスのいい食生活が大事

「若年性認知症を予防する食べ物」といってまとめてみましたが、意外と普通の食品の中に予防できるとされる物質が含まれているのですね。

今までここに挙げたような食品が苦手だった人は別にしても、バランスのいい普通の食生活をしてきた人にとっては、ある程度摂れている食品だったのではないでしょうか。どんな病気にしても、バランスのいい食生活が大事ということですね。