年越しそばにはどんな意味があるの? いつ食べればいい?
そろそろ年末が近づいてきました。
日本人は年末やお正月にやることが山ほどありますね。
大掃除やら初詣やらで大忙しとなりますが、楽しみなイベントもたくさんありますね。
やはり、大みそかの年越しそばは欠かせません。
ではなぜ、年越しにそばなのでしょうか?うどんではいけないのでしょうか?
今回は、年越しそばについて少し調べてみました。
年越しそばの由来
由来1 子孫繁栄・長寿を祝う
そばのように、細く長く生きることを表現している。つまり、子孫繁栄や長寿を願っているのです。これは皆さん聞いたことがあるであろう、代表的な例の一つですね。
由来2 今年の災いを来年に持ち越さない
小麦粉を使っていないそばは、箸でつかむとポロポロと切れてしまいます。
というような切れやすい性質から、去年の災いやしがらみを切り落とし、来年に持ち越さないため、という意味もあるようです。
由来3 幸せを“そば”に!
日本では上記の由来が代表的なものですが、地方では「幸せを”そば”に引き寄せる」というような語呂合わせのものもあるようです。
年越しそば自体は日本全国の文化であるため、その土地その土地によって様々な解釈がされているということでしょう。もっと詳しく調べてみると面白い由来が出てくるかもしれませんね。
年越しそばを食べる時間帯
では次に、食べる時間帯は何時頃が良いのでしょうか?
上記の由来2で述べたとおり、去年の悪いものを切り落とす必要があるため、年を跨いで食べたり新年を迎えてから食べると言うのは縁起が悪いと言われます。
よって、大みそかのうちに食べきってしまえば問題ないようです。夕食で食べると言うのが最も一般的なようです、まあ、夜食はあまり体に良いことではありませんからね。健康第一です。
年越しそばで食べるそばは何?
そして、重要なのが”何そば”を食べるか?です。
大みそかは冬なので、暖かいかけそばが普通なのではないでしょうか?
これには特にルールはないようです、各家庭で好きなそばを選んでいいようです。
また、沖縄ではソーキそばを食べたりと、各地域によっても大きく変わるようです。
もし大みそかが夏だったらざるそばが普通になっていたのかもしれませんね。
地方によっていろいろな年越しそば
では、地方によってはどのような違いがあるのでしょうか?
まず、岩手県ではわんこそば形式で食べるようです。それを節分の豆のように年の数文食べると縁起がいいとか。高齢の人は大変ですね。
そして、香川では…、皆さんお察しのとおり、年越しそばならぬ年越しうどんなのだとか。
確かに、そばもうどんも細く長くあるため、代用品としては問題なさそうですが…。何事も思い込みが重要です、効果があると思えば効果はあるのです。
日本独自の文化は、一つ一つ調べていくと大変面白い情報が盛りだくさんですね。
年越しそばに関してもまだまだ面白い情報はたくさんあります。このほかは、大みそかまでに各自調べてみてはどうでしょうか?
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