七五三のお祝いってどうすればいいの? お祝い返しは?
七五三は子供の無事な成長を祝う非常に大切な行事ですよね。
ただ、大切な行事だからこそお祝いやお返しに関することは知っておきたいですね。
これだけは知っておいた方が良い七五三のお祝いやそのお返しについてまとめてみましたので、紹介させて頂きます。
七五三のお祝いについて
祝い方は神社に行ってお祝いをするというのが最も重要になります。子供の成長を祝う家族行事の一つなので、お祝いをする気持ちが大切なのです。
神社に行ってからは家族で写真を撮ったり、食事をしたり、神社参拝などを行います。それぞれにいくらの金額をかけるか、時間をかけるかは各々家族で自由に決めてもらって大丈夫なようです。
一般的にはお祓いをしてもらって祝詞をあげてもらうのが七五三の習慣。ただ、お祓いはしなくてもいいそうです。
重要なのはちゃんと祝ってお参りをすることなのです。
七五三のお祝いに関する贈り物
「もし自分の知り合いの子供が七五三を迎えたらどんな贈り物をすればいいの??」って疑問に思う方もいらっしゃると思います。
ただ、実際は七五三というのはその家族や近い親族で祝うものなので、無理にお祝いをする必要はないのです。
でも「普段の付き合いもあるから何か祝ってあげたい」って思う方は、簡単なもので大丈夫なので贈り物を渡してあげるといいと思います。
つまり知人の子供が七五三を迎えたとしても、贈り物を渡しても渡さなくてもどちらでも問題ないということになるのです。
七五三のお祝いを頂いたあとのお返しについて
七五三のお祝いで品物や金額を頂くことがあるかと思います。その際にそのお返しはどんなものが良いのかと疑問に思われる方もいらっしゃいますよね。
実は七五三でお祝いを頂いてもそのお返しというのは本来必要ないのです。
意外ですよね、この様なしきたりがあったなんて。
「子供のお祝いなのでお返しは必要なし」という考えからこの様なしきたりになったそうです。
ただ、この当たりも地域によっては習慣が違ったりするので、現在は多くの方が千歳飴、赤飯、菓子折りなどでお祝いに関する謝礼をするのが一般的になっています。
金銭でお祝いを頂いた場合なのですが、これも本来ならばお返しは必要ありません。
どうしてもお返しをしたい場合は、頂いた額の半分から3分の1程度でお返しするのが良いとされています。
熨斗(のし)の書き方について
熨斗の書き方についても簡単に紹介させて頂きます。
表書に「七五三御祝」と書きます。こうすることによって3歳・5歳・7歳どのお祝いの時にでも使うことができます。
それぞれの年齢で書く場合なら以下のようになります。
- 3歳の男女:賀御髪置(髪の毛が伸び始めるお祝いを込めての意味)
- 5歳の男児:袴着祝(初めて袴を着るお祝いを込めての意味)
- 7歳の女児:賀御帯解(初めて帯を締めるお祝いを込めての意味)
七五三はしっかりとお祝いすることが大切
七五三というものは子供の成長をお祝いするものです。
お祝いに関する贈り物やそのお返しに関する知識も大切ですが、しっかりと子供の健康を祝って今後も無事に過ごしてくれるように祈りましょう。
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