たけのこの保存はどうすればいいの? おすすめ保存法3選

2021年9月7日

春といったらたけのこの季節。

たけのこ狩りを楽しんだり、知り合いからたけのこをもらったりする人も多いのではないでしょうか。また、そうでなくても旬の筍がスーパーにも出回ったりしますね。

しかし、新鮮さが命のたけのこ。1回で食べる分以上にもらったりすると、保存方法には気を使いますよね。

そこで、今回はたけのこのゆで方や保存方法についてご紹介します。

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たけのこのゆで方にはコツがあるの?

たけのこは、まず外側の固い皮を2,3枚剥がします。汚れなどを丁寧に洗い流しましょう。

その後頭の部分を5cmほど斜めに切り落とします。さらに縦に1/2ほど切り込みを入れ、手で軽く広げます。

鍋に筍がつかるぐらいの水をいれ、米ぬか1カップ鷹の爪を1本いれ、強火にかけます。米ぬかがない場合は米のとぎ汁で代用しましょう。

お湯が沸騰したら弱火で50分待ちます。水が少なくなってきた場合はその都度足してください。

筍に竹串がすっと通るぐらいの柔らかさになったら茹で上がりです。

ゆで汁につけたまま3時間ぐらい冷ましましょう。

長期保存はたけのこの塩漬けが便利

たけのこの塩漬けの方法

茹で上がったたけのこを半分に切り、水気をしっかり切ります。

たけのこに塩を塗り込むようにまぶします。

塩を敷いた容器に筍をいれ上から塩で蓋をし、容器のふたを閉めます。1,2日置くと水分が出てきますので、水分は捨てて塩を追加してください。

塩漬けのたけのこを食べるには…

塩漬けのたけのこを使用する際には、呼び塩という方法で塩抜きをします。

500ccの水に小さじ1~1.5の塩を入れ、たけのこを入れます。これで浸透圧により塩抜きができますよ。

長期保存には瓶詰保存も

たけのこは瓶詰にして保存することもできます。

あく抜きした筍を適当な大きさに切り、瓶に詰めます。

瓶一杯に水を入れ、ふたを緩めに閉めます

その後鍋にお湯と瓶を入れ、沸騰してから30分程度煮て蓋をしっかり締めます。

次に瓶全体がつかるぐらいのお湯で30分煮ます。最後に瓶を取り出し、逆さにして冷ませば完成です。

常温で長期保存可能【たけのこの水煮瓶詰め】

たけのこの冷凍保存の方法

たけのこは、そのまま冷凍すると食感が悪くなるため、ひと手間加えてから冷凍しましょう。

あく抜きした筍を千切りや薄切りにします。水気をしっかり切ってから、保存用の袋にいれて冷凍してください。

解凍せずに使いたい分だけ取り出せるので便利ですよ。

新鮮なたけのこの選び方

せっかくたけのこを購入するなら、新鮮なものを選びたいですよね。

たけのこ選びのポイントをご紹介します。

  • 切り口が変色していない。白くて水分が十分なもの。
  • 軽いものよりは、重みのあるもの。
  • 根元のいぼの数が少ないもの。
  • 頭の先の色が黄色っぽいもの。
  • 皮にツヤのあるもの。

逆に、頭の先の色が黒や緑がかっているものは、えぐみが強いたけのこです。注意してくださいね。

今回はたけのこの保存方法についてご紹介しました。

保存方法によって、保存できる期間も違いますので、自分にあった方法で保存してくださいね。