初詣っていつまでに行く? 正しい初詣の手順・作法とは?
初詣といえば、年の初めに新年の安全と繁栄を祈るイベントですね。
一年の計は元旦にあり、と言われるぐらい重要なイベントであることは間違いありません。
昔の人は、何事も最初が肝心であって最初さえキチンとこなせばあとは何とかなる、という意味で残した言葉なのでしょうね。
初詣の期間は?
初詣の時期は、1月1日から1月3日までの三が日までということになっています。
しかしながら、三が日はどこも人がいっぱいで大混雑が予想されます。
したがって現在は、混雑を避けるために1月7日(松の内)まで日を伸ばし、初詣をとり行っている神社が多いようです。
ただし、場所によっては1月中ならいつでも出来るところもあれば1年中出来るところもあるようです。儀式としては、基本的にいつまでにやらなければならないという決まりはないそうですが、やはり三が日以内には済ませてしまいたいものですね。
初詣での参拝の手順
次に、初詣でやるべきことを順を追って説明します。
1、去年お世話になったお守りやお札を焚き上げによって奉納してもらう
あまり詳しく知られていませんが、お守りやお札には賞味期限があるのです。それは基本的には一年であるため、一年たったら神社に奉納し、また新しいものを買い求めるのが正しいお守りお札の扱い方なのです。
2、神様の領域に入る前のお清め
境内に入ったらお賽銭をして…、という前にやらなければならないことがあります。
まずは、お手水で手と口を清めましょう。
私たちは神様の領域に足を踏み入れるわけです。俗世間の穢れを持ち込むことは非常に失礼なこととされているからです。
3、お賽銭をするとき
まずは神様に向かって軽く一礼、鈴を鳴らしてからお賽銭を投げます。
そしてまた一礼した後、手を二回たたきお祈りをする。
最後にまた一礼。というのが基本事項です。
礼→鈴→お賽銭→礼→手を叩く→礼、という順番です。
4、お祈りの際に
お祈りの際、願い事をするという行為は、実は間違っているのです。
これは、神様に叶えてもらうのではなく、見守ってもらうための儀式なので、「○○してくださいお願いします!」ではなく「○○になりますように」という形でお祈りをしましょう。
儀式の方は以上で終わりとなります。
大切なのは神様に失礼の無いように行うことが大切なのです。
それを十分考慮しさえすれば、多少の間違いがあったとしても神様は許してくれることでしょう。
初詣の後も「神様に見守られている」ということを心の片隅に置き、来年また初詣をするときに恥ずかしくないよう一年間を過ごすようにしましょう。
※全国のおすすめ初日の出・初詣スポットについてはこちらの記事をご覧ください。
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