花粉症にはなぜヨーグルトが効くの?その仕組みと効果的な摂り方

2021年9月7日

ヨーグルトが花粉症やアレルギーに効果があるのはすでに有名です。

生活に取り入れて、効果を感じている人もいるかもしれません。

でも、どうしてヨーグルトが花粉症やアレルギーに効果があるのでしょうか?

そんな疑問に応え、正しい摂取方法を知ることで効果を高めてもらいたいと思います。

スポンサーリンク

花粉症に効く成分と、その仕組みは?

アレルギーを知っている人はすでにご存じだと思いますが、アレルギーとはアレルゲンが体内で悪さをするわけではなく、特定のアレルゲンに対して自分の免疫が過剰に反応することで起こります。

花粉症の場合は、特定の花粉に免疫が過剰反応しています。

このアレルゲンはどこから吸収されるかというと、ほとんどが腸から

アレルギー症状が出る人は腸内環境が崩れていることが分かっています。

腸内環境を整えることで免疫が正常に働くようになり、アレルゲンに対しての反応を正常にしてくれるわけです。

その腸内環境改善に役立つのが乳酸菌で、ヨーグルトには乳酸菌が入っていることはよく知られていますよね!

ヨーグルトが花粉症に効果があると言われているのはそれが理由です。

ヨーグルトの乳酸菌がカギ! 乳酸菌の効果

先に説明したように、ヨーグルトに入っている乳酸菌が、腸内環境を整えてくれるのでアレルギー症状軽減に効果が期待できます。

乳酸菌はヨーグルトをはじめ様々な食品から摂れます。

味噌キムチぬか漬け塩麹などにも乳酸菌は入っていますね。

これらはヨーグルトと同じくらいの乳酸菌を含んでいますが、好みや食習慣によっては摂りにくいものでもあります。

腸内環境を整えるためには、毎日習慣的に摂取する必要があるので、ヨーグルトが一番普段の食生活にプラスしやすいために話題になりました。

花粉症対策になる摂り方は? どんなヨーグルトがいいの?

一概にヨーグルトと言っても、何でもいいわけではありません。

乳酸菌にも種類があり、花粉症対策に効果のあるものを選ぶ必要があります。

フェリカス菌】、【L-55乳酸菌】、【LGG乳酸菌】、【ビフィズス菌LKM512】、【ビフィズス菌BB536】などが有名です。

市販で買える製品では、

これらは普通のヨーグルトと違い、腸まで届く強い乳酸菌であり、なおかつ花粉症対策に効果のある乳酸菌です。

効果的なヨーグルト摂取のポイントは、

  1. 花粉症に効果のある乳酸菌が入っているヨーグルトを選ぶこと
  2. 花粉発生時期の1~2カ月前から毎日継続して摂取すること
  3. なるべくプレーンなものを選ぶこと
  4. 甘みが必要な時は、はちみつなどの天然のものを使うこと

じつは、人によってどの乳酸菌が高い効果を得られるかは差があります。

ひとつのヨーグルトを試して効果が感じられない場合は、別の乳酸菌が使われたものに変えてみることをおすすめします。

早めに準備を始めて、花粉症症状に悩まされない日々を送って下さいね!

※その他、花粉症については以下の記事も参考にしてください。

花粉症 薬に頼らない対策【まとめ】