熱海梅園 見頃と見どころについて

2021年9月8日

本格的に冷え込む季節がやってきましたね。冬の気配を感じます。

寒い冬は温泉に行って体を暖めるという方も多いかと思います。

温泉と言えば熱海あたりが人気スポットですね。

そんな熱海に実は温泉以外にもぜひおすすめの場所があるのです。それは熱海梅園というところです。

とても素敵な場所なので今回は熱海梅園についてご紹介させて頂きます。

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熱海梅園とは??

熱海梅園は日本で最も早く梅の花が咲き、比較的遅い時期に紅葉を楽しめるスポットなのです。

明治19年に開園し、非常に長い間大勢の方から人気を集めています。

園内の梅の木中には樹齢100年を超える物もあり、熱海市の発表によりますと平成24年12月の時点で、58品種473本もの木が立ち並んでいるのです。

また、咲き誇る花を見ながら散策するにはちょうど良い広さを持っているため、これも人気の一つとされています。

梅のほか、紅葉も特に有名なのですが、桜や新緑といったものも楽しめるので1年中いつ来ても楽しめるスポットと言えます。

「梅見の滝」、「中山晋平記念館」、「韓国庭園」といったものもあり、これらも梅園を観光スポットとしてさらに盛り上げてくれます。

熱海梅園の見頃

四季折々の木や花が見られるためいつ来ても楽しめる熱海梅園ですが、特に人気があるのは紅葉シーズンと梅の早咲きシーズンです。

紅葉シーズン

毎年11月中旬から12月上旬に見頃になるため、この時期は熱海梅園もみじまつりというものが開催されています。

遅い時期に見られるため、「今年は紅葉を見逃してしまった!!」という方にも安心して紅葉を楽しめるのが魅力の一つなのですが、他では味わえない熱海梅園だからこそ楽しめるものもあるのです。

それは早咲きの梅と紅葉を同時に楽しめるということなのです。

熱海梅園の中では特に早咲きの梅は11月中旬から咲き始めます。この紅葉と梅の組み合わせは熱海梅園だからこそ見られる光景なのです。

梅シーズン

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早咲きの梅が11月中旬から咲き始めますが、例年の見頃はなんといっても1月中旬から3月上旬

この時期は毎年熱海梅園梅まつりというものが開催されているのです。

非常に多くの梅を見ることができ、散策しながら見渡す限りの綺麗な色の梅を楽しめます。

風情を感じる場所で梅の花を楽しむのはまるで別空間にでも入ったかの様な感覚を味わえます。

一足先に梅を楽しみたいという方にはぜひおすすめのスポットです。

熱海梅園のアクセス方法と駐車場

駐車場

梅園前にて有料の駐車場があります。

ただ、シーズン中は非常に混雑が予想されるのでバスや電車の利用がおすすめです。

アクセス方法

  • 熱海駅から「相の原」方面行きのバスに乗り約15分。その後、「梅園」にて下車
  • 熱海駅から伊東線で約3分後、来宮駅で下車。その後歩いて約10分

熱海梅園と熱海の街を楽しむツアー情報

紅葉シーズンでは以下のタクシー会社にてツアーを実施しています。

梅園だけでなく熱海市街の観光スポットも楽しめるためおすすめです。

  • 熱海交通自動車
  • 熱海泉都タクシー
  • 伊豆第一交通
  • 伊豆箱根交通
  • キングタクシー
  • 熱海第一交通
  • 泉タクシー
  • 共同自動車
  • 小形タクシー

タクシー会社が個別で設定している観光コースのほか、熱海市が取りまとめている「湯~遊~タクシー」というコースがあり、約1時間のタクシー観光が小型車(4名まで)4,500円、中型車(5名まで)5,000円という貸し切り料金で楽しむことができます。

コースは熱海市街からスタートし、その後お宮の松、熱海梅園、来宮神社、起雲閣、走り湯、MOA美術館などに行き最後に熱海市街・熱海駅へと向かいます(なお、1時間で大体3か所くらい回れます。また、出発地・到着地は駅のほか宿泊するホテルなどでも良いそうです)。

4~5人のグループでしたらかなりお得ですし、気軽に楽しめるツアーなのでとてもおすすめです。

熱海の街は、昔の新婚旅行のメッカとか、団体向けの大型温泉ホテルといったステレオタイプのイメージから大きく変化してきています。最近ではとてもリーズナブルに楽しめるホテルから、斬新でハイクラスなサービスを受けることができる宿まで色々な宿がそろってきており、とても元気な観光地になっているのです。

長い期間にわたって色々な楽しみ方ができる熱海梅園。元気な熱海の温泉とともにぜひ楽しんでみてください。