浅草酉の市の楽しみ方 時間は? 注意点は?

江戸時代から続く11月の風物詩が「酉(とり)の市」です。

酉の市といえば、縁起物で飾られた華やかな大小の熊手。熊手を売る屋台とそれを見に来たお客さんが神社の参道を埋め尽くし、その賑やかさは初詣以上かもしれません。

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そんな酉の市、あまりの人出や昔からの習慣ということで、敷居が高いと感じている方もいらっしゃるのでは。

もし近くに酉の市の立つ神社があるなら、行かないのはもったいないと思えるほど、実は威勢よく風情のあるお祭りなのです。

酉の市の由来

酉の市

酉の市の始まりは、江戸時代、葛飾花又村(現在の東京都足立区花畑町)にある鷲(わし)大明神の祭礼です。

現在では、東京・浅草の鷲(おおとり)神社のものが有名ですが、関東を中心に、各地の鷲神社、大鳥神社で行われます。

酉の市は、11月の「酉の日」に立つ市。今でも、暦には一日ごとに干支の動物が割り振ってありますよね。その中の「酉」のつく日です。

干支ですから、12日に1度なので、年によって、2回あったり3回あったりします。

月のはじめから「一の酉」「二の酉」「三の酉」と呼びますが、三の酉まである年は火事が多いという言い伝えがあります。

ちなみに2015年は三の酉まである年ですので、注意しましょう。

酉の市で熊手を売るのはどんな意味?

なぜ、酉の市では熊手を売るのでしょうか。

花又村の祭礼で農具を売ったところ、商売をする人たちの間で「金銀をかき集める」という縁起をかついで熊手が人気になり、現在の酉の市の原型ができました。

また熊手の爪を「鷲の爪」に見立て、金銀財宝や運を「鷲づかみ」にして「かっこむ」という意味があるのです。

そこで、熊手の内側に色とりどりの「財宝」を表す縁起物を飾り付けるわけです。

熊手のお値段は?

熊手

気になる熊手のお値段ですが、安いもの、小さなものは1,000〜2,000円くらいからあるようです。大きなものでは何十万円とするものも売られています。売れ筋は20,000円〜50,000円くらいと言われていますが、

熊手は、最初は小さなものを購入して飾り、年々大きくしていくのが良いとされているので、はじめから無理をして大きなものを買う必要はありません。

熊手の飾りも様々で、代表的なものでは、飾りがすべて手作りで全体的に赤く見える「赤物熊手」、飾りが機械製で上部に松の飾りをつける「青物熊手」があります。

赤物熊手は全体を宝船に見立て、両側に大福帳が配置されています。おかめの面はついていません。

青物熊手はおかめの面がついており、松竹梅、大判小判、鶴亀など、おめでたいものがたくさん飾られています。

まずは屋台をじっくりまわって、お気に入りのデザインを見つけてください。気に入ったものが見つかったら、お店の人に値段を訊いてみましょう。

値段交渉も可能で、実はこの「値切り」が酉の市一番のイベント

ただ、一説には引いてもらった分の金額を、祝い金として店においてくるのが粋とされています。

デザインと値段に納得がいっていざ購入ということになれば、お店の人の景気のいい掛け声が聞けるでしょう。

【動画 2013酉の市の楽しみ方知ってますか?】

酉の市を訪れる際の注意点

開催時間は確認してから

浅草の酉の市は、酉の日の0時に始まって、翌夜の24時まで、つまり24時間やることになっていますが、露天の開く時間や、熊手を売る屋台の開いている時間など、場所によって様々です。HPや電話などで予め確認してから行きましょう。

公共交通機関を使う

酉の市は、神社の境内も参道もぎっしりの人で埋まるほどの人出です。特に都心の神社は駐車場も少ないので、なるべく公共交通機関を使いましょう。

寒さ対策とお手洗い

寒い

11月ともなれば、昼夜関係なく寒くなってきます。特に夜訪れる場合は寒さ対策を十分にしていきましょう。

ダウンの上着にジーンズなど、動きやすく温かい格好をしていきましょう。

また、お手洗いにも注意してください。

屋台で飲食をすることもあるかと思いますが、お手洗いは設置されていても数が充分でないことも多いです。

市を訪れる前に済ませていくか、行列に並ぶことを覚悟してください。

お財布はしっかり身につけて

多くの人で混雑し、時には大きな金額もやりとりされる市です。お財布は、スリに遭ったりしないよう、しっかりと身につけてください。

バッグに入れる場合には、なるべくファスナーなどで蓋ができるものがいいでしょう。

ズボンの尻ポケットや、身体から離れやすいポシェットなどは、避けたほうがいいでしょう。

歴史と江戸の粋が感じられる酉の市は、冬の風物詩のひとつです。

特に、境内や屋台がライトに照らされる夜は見応えのあるもの。今年は是非訪れてみてくださいね。



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