犬の抜け毛 対策と予防方法

2015年12月14日

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季節による抜け毛は仕方ない

冬になると、動物たちも衣替えをします。

当然のことながら、服を着替えると言う意味ではなく毛の生え代わりを意味します。

冬は日照時間が短く気温も下がるので、体温を保つために毛の密度が多くなり、また、夏の毛は体温を下げるために、毛の密度は小さいものとなります。

という具合に、夏の毛と冬の毛は全く違うものであり、時期が近付くと毛の生え代わりが行われます。

犬を室内飼いにしている人にとっては、部屋中が毛だらけになるため重大な問題と言えるでしょう。

しかし、毛の生え代わりは、犬にとって生理現象のようなものなので、それを薬などによって妨げるのは犬にとって良いこととは言えません。

季節による抜け毛の対策

子犬

人間がしてあげられることと言えば、こまめにブラッシングしてあげることぐらいでしょう。

中にはブラッシングを嫌がる子もいますが、ゆっくりと時間をかけてやってあげることによって、不安感を取り除いてやることが出来ます。根気よく行うことが大切となります。

また、ブラッシングは犬の皮膚の新陳代謝を促すことで血行も良くなり、健康上さまざまな良い効果があるとも言われています。愛犬のためにはとっても大切な作業なのですね。

専用ブラシを利用する

ブラッシングによる抜け毛対策が不可欠でありかつとても大切なことであるため、専用のブラシなども各種発売されています。

例えば、FooLee(フーリー)というブラシは、表面の毛はそのままに、取り除きたい下の毛だけを短時間で簡単に取り除けるということで人気のようです。

このようなブラシにこだわると、ブラッシングの作業もまた楽しくなるかもしれませんね。
【FooLee(フーリー)の紹介】

病気が原因の抜け毛もある!!

季節の毛の生え代わりに関しては、人間はどうにもすることが出来ませんが、病気が原因の抜け毛は予防や治療することは可能です。

まず、人間同様に犬も偏った食生活や、ストレスを受けると毛が抜ける傾向にあります。

毛に艶がなくなったり、フケが目立つようになったら抜け毛の前触れとなります。

犬の食生活改善方法

食生活については人間の場合だと、多くの種類の食品をバランスよくとることによって改善しますが、犬の場合はドライ系のドッグフードのみで事足ります。

ドッグフードの栄養バランスは、価格に左右されます。食事代をケチると、毛並みが悪くなったり元気がなくなるのは明らかに感じられるようになるでしょう。

愛犬に健康で長生きしてもらうためには、責任を持った選択をしなければならないと言うことなのです。

トイプードル

病気に起因する抜け毛

次に病気の場合です。

ノミに食われたり、ケガをした部分に細菌が入ることによって、部分的に毛が抜けてしまうことがあります。犬が同じ場所をかきむしっている場合は注意しましょう。

患部に血がにじんでいたり、白癬が見られた場合は治療が必要となります。

外飼いの場合は、ノミを取り除いてやり、一時的に室内に入れてやるなどの対策を取るべきでしょう。犬は言葉をしゃべれないために、人間が全てを敏感に察知してあげなければならないのです。

そして、病気の場合は直ちに獣医師の診察を受けましょう。

私たち素人のにわか知識では、愛犬の寿命を縮めてしまう危険があります。何事もその道のプロにお願いすることが大切となります。