我が国には数々の歴史的文化が存在します。
それは現代の言葉づかいにも形を残すものもあれば、完全に廃れてしまったものなどさまざま…。
しかしながら私たち現代人は、その伝統的な様式美に関心が無さすぎるものです。
「意味だけ知っているけど、由来は知らない」という言葉や文化はたくさんあるはず。
今日はその歴史的文化の一つ、千歳飴にスポットを当ててみましょう。
千歳飴と言えば「七五三で食べる飴…?」程度の認識しかないかもしれません。
しかし、ここにも歴史的文化は存在するのです。
この記事を読むことによって、皆さんが日本の歴史的文化に少しでも関心を持ってくれれば幸いです。
千歳飴とは?
千歳飴に込められた意味
千歳飴は、親が子供に長生きするように願って贈る縁起物です。
その細く長い見た目は、年越しそば同様に長生きを連想させ、その強い粘り気は、粘り強く長生きするように、という意味なのです。
そして、千歳飴には規格があり、直径15ミリ以内、長さは1メートル以内と決められています。長さと太さに決まりがあるのは「長生きを欲張ってはダメ」という意味なのでしょうか? これについても、ぜひ今後調べてみたいですね。
千歳飴袋も縁起物
また、飴は紅白に染められ、縁起のいい文字や柄が描かれた千歳飴袋にいれて贈られます。
ただ、縁起が文字とは「寿」、縁起のいい柄とは「鶴」「亀」「松竹梅」など、子供にとっては堅苦しく感じるものです。よって最近では、千歳飴袋にキャラクターが描かれたものもあり、より子供が親しみやすいものとなっています。
これも子供が歴史的文化に親しめるようにするための工夫なのでしょう。
千歳飴の由来
千歳飴の由来は江戸時代にまでさかのぼります。
浅草のとある店で、紅白に染めた飴を「千年」と名付けて売り出したそうです。
それがいつしか、七五三の定番となり「千年飴」と呼ばれ、さらに「千歳飴」になったということだそうです。
当時は砂糖が貴重だったため、飴の贈り物は非常に喜ばれるものの一つでした。
最後に
千歳飴についての勉強はいかがだったでしょうか?
何となく遠い記憶の中にある内容が、急に引っ張り出される感覚を覚えたと思います。
千歳飴一つとっても、多くの歴史的文化があるわけです。よって、私たちの身の回りにも、数えきれないほどの気づかざる歴史的文化が転がっていることでしょう。
これを機に何気なく普段使っている言葉やものについて、調べてみてはいかがでしょうか。
あなたの身近なものにも、新たな発見があるかもしれませんよ。