年賀状 書き方のマナー-ビジネス・取引先編-

2015年12月14日

お正月は年賀状が来るのが楽しみの一つでもあります。

いろいろな工夫が凝らしてあるものがあったりして見ているだけでも楽しいものですがプライベートだけではなくビジネス仕事でも年賀状は欠かせません。

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年賀状には礼儀(マナー)が必要

年賀状は親戚や友人に出すものだけではありません。

ビジネスでお世話になったり、会社の上司、取引先などへの新年のあいさつとしても欠かせませんがその際には文章に気を付けなければなりません。その後の仕事や信用に影響を及ぼす場合もありうるのです。

取引先に年賀状を出す場合

取引先に年賀状を出す場合は、会社を代表して年賀状としてあいさつを出すわけですから当然、会社の名前と担当である自分の名前とを明記するわけです。

年賀状を出す相手が下請け企業や格下の会社であったりしても上から見下したような文面や横柄な文面、内容は避けなければいけません。担当者自身だけでなく会社の品格自体が問われることになります。

担当者は会社を代表してあいさつをしていることを忘れてはいけません。

年賀状は礼儀的なあいさつなので、仕事の内容や具体的なことを書くこともタブーです。新年のお祝いと感謝の文面のみにするものです。

年賀状 表記法の注意

扇子

年賀状でも手紙でもですが、大体の表記法つまり文章全体の形があります。

昨今はパソコンなどで簡単に年賀状がつくれてしまう手間いらずに簡単につくれます。

行書体や毛筆体

筆書きのような書体を使用する場合は段落や句読点は必要ありませんが、年賀の言葉のみを行書などにして本文は明朝体にする場合は本文には段落や句読点をつけます。

年賀状の書き方の注意点

上司や取引先などへの年賀状には四字熟語や文章で年賀の言葉をもちいるのが良いとされます。

まずは賀詞、旧年の感謝、今年のご支援等のお願い、相手の活躍や健康を思いやる結びの文章で構成します。

たまに見かけるのが数字の表記方法の違いです。

縦書きの場合は数字も漢字で表記し横書きの場合は西暦と数字を用いるのが基本です。

年賀状の日付は投函日などに関わらず元旦とします。差出人の名前や住所は郵便番号、マンション名や部屋番号、ビル名なども忘れずに記載しますが年賀状はがきにはスペースに限りがあるので裏面に入らない場合は、表面の差出人欄だけでもよいです。

年賀状では相手の名前は裏面には書きません

年賀状作成で重宝するパソコン

自宅でも会社でも、パソコンがあれば年賀状が簡単に作成できます。年賀状独特の挨拶文の文例がある程度入っているので役立ちます。印刷にしても書式で指定すればそのように印刷します。

昔は手書きで一枚一枚書いていた年賀状が簡単にできてしまう時代になりました。しかし、その人その人にあった添え書きをつけたせば誠意が感じられる年賀状になります。

年賀状もきちんとした形で書いて新年から良いスタートをきりたいものです。