羽毛布団の種類って?選び方から洗い方まで
昔は羽毛布団といえばそれだけでおいそれと買えるものではなく、“高級品”というイメージがびたっと貼り付いていましたよね。
今は低価格の羽毛布団も販売されていますが、けっこうぴんきり。
羽毛布団の値段の違いから洗い方、収納方法までまとめてみます。
信頼できる羽毛布団のメーカー選びとは?
「高級グース羽毛布団」と詠っておきながら、じつは「中国産ダック羽毛布団」だという商品も少なくないようです。
両者の質の差は月とスッポンなのですから。
そうした“ニセ商品”を出さない信頼できるメーカーの見分け方は、「輸入した羽毛を国内にある自社の工場で洗浄するメーカー」です。
これだけで高級な羽毛布団が高価な理由が分かりますよね。
商品の品質に信頼がおけて、アフターサービスがしっかりしている、そんなメーカーを選ぶと安心です。
安い商品を見つけてもラッキー!と飛びつかないことです。
羽毛布団の産地の違いはなに?
羽毛の産地はたくさんあるのですが、高級とされる産地と品種は数か所の5品種くらいのみ。
トップ1であるアイスランド産のアイダーダックダウンは、なんと100万円を超えるというのだからびっくり。
その他ポーランドやフランス、中国などもありますが、よくお手頃価格で販売されているものが中国ダックダウンです。
しかし、先に書いたように「○○産高級グース」と表示されていても、それが虚偽であるかもしれないことを考えると産地で選ぶのはNG。
信頼できるメーカーならば産地で選ぶのもOKです。
自宅で洗濯できるの? 正しい洗い方は?
自宅で洗うのは大変そうだし、と思っている方も多いのでは?
羽毛布団の洗濯は手洗いですが、1時間もあればできてしまいます。
まず、洗濯するのはお天気が数日続きそうな日を選びましょう。
①羽毛布団を丸めて空気を抜き、小さくまとめる。
②水かぬるま湯に中性洗剤を入れ、布団を入れて押し洗いする。
※ぬるま湯の場合30℃以下に。約10分洗う。
③あれば洗濯ネットに羽毛布団を入れ、洗濯機で一旦脱水。
④脱水が終わったら、そのまま洗濯機で3~4回すすぎにかける。
⑤最後にもう一度、約5分脱水。
⑥直射日光の当たる場所に広げて干す。
※1~2時間に一度、裏表、上下に均等に日光を当てること。
ある程度乾いたら手で布団を叩いて羽毛を膨らませる。
翌日にもう一度1~2時間干す。
羽毛布団のふかふか感が蘇って気持ちよく眠れますよ!
羽毛布団の正しい収納方法とは?
よく、かさばるからと圧縮袋でペタンコにする人がいますが、これはNG。羽毛が苦しんでいます。
正しくは、縦に三等分、横に三等分に折りたたみ、シーツや布でくるんで乾燥した場所に収納するのがベスト。
布製の布団袋でもOKです。
湿気が嫌いなので、除湿剤を近くに置けるとなお良しです!
高価だからこそ大切に長く使いたい羽毛布団。
人生の3分の1を占めるという睡眠時間に使うものですから、正しく使ってふかふかのお布団で眠って下さいね!
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