サンタクロースを追跡せよ!! どうしたら見られるの?

2015年12月14日

突然ですがみなさんサンタクロースを追跡することができることを知っていますか?

昔から疑問に思いましたよね? クリスマスの日に「今サンタさんはどこにいるんだろう」って。そのサンタクロースを追跡することが出来るのです!

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サンタクロース追跡ってどんなイベント? 何ができるの??

トナカイをつれたサンタクロース、それをなんとパソコンで追跡して見ることが出来るのです!! 世界中を飛び回るサンタさんがどこにいるか簡単に分かってしまうなんて、すごいですね。

このイベントは北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORADが毎年行っている「ノーラッド・トラックス・サンタ(NORAD Tracks Santa)」というイベントです。

クリスマスの日にサンタクロースがどのような道筋でプレゼントを渡しにいっているのかをNASA等の技術を使って追跡してみようという大変面白いイベントなのです。

さらに、どこにいるかだけでなく、なんと現在は配達状況まで分かるのです!最新技術、おそるべし!!

サンタ

どうやってサンタクロースの追跡を見ることができるの??

上記でも述べましたが、インターネット上で追跡をすることができます。

クリスマスイブ当日にグーグルマップを開くと、追跡を見ることができます。また、3D追跡情報ページではプレゼントの配達状況まで知ることができます。

2007年から2011年の間はNORADとグーグルが協力してサンタ追跡の地図を作っていましたが、2012年からはNORADはマイクロソフトと協力をするような形となりました。これによって「グーグルによるサンタ追跡地図」と「NORADとマイクロソフトによる追跡地図」の二つができることになりました。そのため、お互いの技術競争などにより、より面白いサンタ追跡地図ができることも期待出来そうなのです♪

ちなみに最近ではパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットでも追跡が可能となっているのです。

サンタ追跡のイベントが始まったきっかけは間違い電話から

このイベントが始まった理由というのはなかなか温かみのあるお話なのです。

実はこのイベントは50年以上続く歴史あるもので、もともとは中央防衛航空軍基地(CONAD)が開始したものです。そして開始したきっかけというのが、1本の間違い電話からだったのです。

当時、大手スーパーであるシアーズは、クリスマスのイベントで「サンタさん直通電話」というものを開設して、それを広告に印刷しました。ただ、この直通電話の電話番号が間違っていました。そして、その間違って掲載された電話番号こそよりによってCONAD司令長官のホットラインだったのです。

この時のCONAD司令長官はハリーシャウプ大佐という人でしたが、彼は子供たちからかかってきた電話をただの間違い電話として無視するのではなく、なんとレーダーで部下にサンタクロースの道筋を調べさせたのです。そして電話してきた子供たちに「サンタさんは北極から南極に向かった可能性がある」として、順次サンタの位置の最新情報を伝えていったのです。

こうしてCONADがサンタクロース追跡イベントをはじめ、NORADがその伝統を引き継いだのです。

サンタ

サンタクロース追跡も一つの楽しみ!!

子供はプレゼントを楽しみにしていますが、プレゼントが来るまでの時間もワクワクする楽しい時間であります。なので、今サンタさんはどこにいるのかを確認できるこのイベントは夢の詰まっているとても素敵なイベントなのです。

なかなか出来ない限定イベントなのでまだやったことのない人はぜひやってみてはいかがでしょうか。

 

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