御朱印の正しいマナーと集め方|ご利益を授かるための「正しい参拝順序」を徹底解説

御朱印帳 雑学
御朱印帳

近年、30代の女性を中心に人気が高まっている「御朱印集め」。美しい墨書きや色鮮やかなデザインに惹かれ、神社仏閣を巡る方が増えています。

しかし、御朱印は単なるスタンプラリーやコレクションではありません。御朱印とは、本来「納経(写経を納めること)」や「参拝」を行った証として授与される神聖なものです。正しいマナーと参拝順序を守ることで、その場所の神仏との縁がより深まり、結果として心豊かなひとときを過ごすことができます。

今回は、大人の女性として知っておきたい、御朱印をいただく前の「正しい参拝マナー」について詳しく解説します。

御朱印をいただく前に知っておくべき「本来の意味」

御朱印は、神社の神様や寺院のご本尊の分身とも言われるほど尊いものです。そのため、参拝をせずに御朱印だけをいただくのはマナー違反とされています。

「まずはお参りをして、神仏にご挨拶をする」。この基本を忘れないことが、御朱印集めにおける最も大切な心得です。

ご利益を授かるための「正しい参拝順序」

神社やお寺に到着してから御朱印をいただくまでの、標準的な流れを確認しましょう。

① 鳥居(山門)で一礼

神社の鳥居や寺院の山門は、聖域への入り口です。一礼して「お邪魔します」という敬意を表しましょう。参道の中央は神様の通り道とされるため、左右どちらかの端を歩くのがスマートです。

② 手水舎(てみずや)で心身を清める

参拝の前に、手水舎で手と口を清めます。

右手で柄杓を持ち、左手を洗う。

左手に持ち替え、右手を洗う。

再び右手に持ち替え、左手の手のひらに水を溜めて口をすすぐ(柄杓に直接口をつけない)。

残った水で左手を洗い、最後に柄杓を立てて柄の部分を洗い流す。

③ 拝殿・本堂で参拝する

いよいよ神仏の前でのご挨拶です。

神社の基本: 「二礼二拍手一礼」

お寺の基本: 「静かに合掌して一礼」(拍手はしません) 日々の感謝を伝え、願い事を念じます。

④ 朱印所(納経所)で御朱印を申し込む

参拝が終わってから、初めて御朱印をいただきます。

  • 帳面を開いて渡す: 御朱印帳を渡す際は、書いていただきたいページを開いて渡すのがマナーです。
  • 静かに待つ: 書き手の方は集中して筆を走らせています。授与されるまでは私語を控え、静かに待ちましょう。

初穂料(納経料)を納める: お釣りが出ないよう、小銭(一般的に300円〜500円程度)を準備しておくのが大人の気遣いです。

30代女性におすすめの「御朱印帳」の選び方

御朱印集めを長く楽しむためには、お気に入りの「御朱印帳」を見つけることが近道です。

  • 神社用とお寺用を分ける: 厳格な決まりはありませんが、混在を避ける寺社も稀にあるため、分けておくと安心です。
  • デザインと素材: 最近では、伝統的な和柄だけでなく、レース刺繍や北欧風デザイン、木製の表紙など、30代女性のライフスタイルに合う洗練されたデザインが豊富です。
  • 大判サイズがおすすめ: 一般的なサイズよりも少し大きめの「大判サイズ」は、迫力のある墨書きをゆったりと受けることができ、仕上がりが美しく見えるため人気があります。

書き置き御朱印の扱い方

最近では、あらかじめ紙に書かれた「書き置き」の御朱印も増えています。これらは持ち帰った後、早めに自分の御朱印帳に糊で丁寧に貼り付けましょう。そのまま放置せず、大切に保管することがご利益を保つポイントです。

御朱印集めは、日々の忙しさを忘れ、自分自身を見つめ直す静かな時間を与えてくれます。正しい作法を身につけることで、神社仏閣の空気感はより一層神聖なものへと変わるはずです。

次のお休みには、お気に入りの御朱印帳を手に、凛とした空気の中へ足を運んでみませんか?

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