本場由比で桜えびを楽しもう
由比の桜えび、でもどこに行ったらいいの? という方のために、由比で桜えびを楽しむことができる場所をいくつか紹介します。
由比漁港
桜えびの水揚げが行われる由比漁港ですが、日中は漁協の直売所や同じく漁協がやっている「浜のかきあげや」などの直売施設があって気軽に桜えびを楽しむことができます。
国道一号線沿いにあり、由比漁港交差点から直接港に入ることができます。
港の中にある程度の駐車スペースもあります(無料)。ただし、イベントなどのときや昼時は、かなり混雑することが予想されます。
海の幸直売所
直売所では、地元以外ではなかなか手に入らない生桜えびのほか、釜揚げ・素干し、沖漬などの桜えびが購入できます。
また、桜えびのほか時期によってはシラスも販売しています。
営業時間は8時から17時。定休日は基本的に毎週月曜日ですが、月曜が祝日の場合はその翌日が休みになるなど、時々月曜以外も休みの日があります。
浜のかきあげや

2012/ 4/16 11:51
「浜のかきあげや」は、漁師の奥様方がやっているとのことで、名物桜えびのかき揚げや沖漬けなどを丼(どんぶり)やそば・うどんなどと一緒に召し上がることができます。
名物の桜えびのかき揚げは、とれたての桜えびを惜しげもなく使ったボリュームが人気で、時間によってはかなりの行列ができることも多いです。
営業時間は10時~15時。定休日は直売所と同じ月曜日ですが、桜えびの休漁期間中は金・土・日と祝日の営業になります。
桜えび祭り
毎年5月3日に開催されます。
今年も8:00~14:00に開催されることが発表されています(荒天中止)。
生桜えびや生シラスの無料配布や、「倉沢のアジ」などとしてブランド化されている倉沢定置網から漁獲された鮮魚のチャリティー販売などのイベントがあります。
なお、昨年来駿河湾の桜えび漁は記録的な不良で、2019年は残念ながら桜えび祭りは中止になってしまいました。
これは、2014年以来3回目の事だそうです。
ゆい桜えび館
由比の町中にできた、大型バスも駐車できるような観光施設です。
国道一号線から旧東海道(県道396号線)に入ると南側にあります。
400席の団体食堂のほか、一般向けの食堂(桜えび茶屋)もあり、それぞれ桜えびのかき揚げなどのメニューを楽しむことができます。
また、桜えびをはじめ様々な水産物などが並ぶショッピングセンターもなかなかの規模です。ここのおすすめは、さまざまなメーカーのものが並んでいる「えびせん」。すべて試食もできるので、とっても楽しいです。結構味の違いがあるものなんですよ。
この施設を作ったのはカクサという由比の削り節メーカーで、敷地内には削り節工場もあって自由に見学ができます。
由比港や由比駅からは少し離れていますが、逆に広い駐車場があるので、車で気兼ねなく訪れることができます。
井筒屋
由比の町中にあるお店です。
色々と桜えび料理を食べられる場所を紹介しましたが、本当においしい桜えび料理を食べるならここ、と地元の人も絶賛するお店です。地元の人曰く「浜のかきあげやは人気もあるし素材も確かにいいけど、作ってるのが漁師のおかみさんたちだからね。やっぱり料理人が揚げた天ぷらには敵わないよ」と。
場所は「東海道由比宿おもしろ宿場館」の近くになります。
駅や港からは多少距離はありますが、漁師町+宿場町の雰囲気が色濃く残った由比の街を散策しながら行ってみるのもいいのではないでしょうか。
ただし、お昼過ぎにはとっても混んでいるので、そのつもりで。
以上、宝石のように輝く桜えびを、ぜひ本場で食べてみてください。本当におすすめですよ。
追加:駿河湾産桜えびの不漁について
駿河湾の桜えびは、2018年春から記録的な不漁に見舞われています。
以前も何度か不漁に見舞われたことはありましたが、今回の不漁は規模が違うようです。
漁業者は自主的に漁を禁漁にし、静岡県とも協力して資源回復のための様々な取り組みをされていました。
その甲斐もあり、2019年秋漁を前にした資源調査では、操業可能と判断される基準の倍以上の卵も確認されており、10月23日には2年ぶりに漁が再開されました。
資源の回復が十分なのかは、もうしばらく漁の様子を見ていく必要がありますが、どうやら今年は久しぶりに水揚げを期待できるようです。
なお、由比の桜えび加工業者の中には経営が苦しくなっているところもあるようですが、飲食業者の場合は漁協と協力して桜えびの在庫は十分に確保できているそうです。
不漁の話を聞き由比に桜えびを食べにくるお客さんが減ってきているようですが、今でも楽しむことができますので、ぜひ由比を訪れてみてください。