さっぽろ雪まつり2016の日程は? おすすめの楽しみ方やツアーは?

2015年12月14日

冬の旅行と言えば南の国が定番です。

ハワイ、グアム、沖縄…、まさしく冬の寒さを完全に忘れさせてくれる楽園と言えるでしょう。

とはいえ、冬には冬の良さがあります。特に雪国ならば、息をのむような白銀の世界にあなたをいざなってくれるのです。

最もおすすめの雪国は、なんといっても北海道です。

そして北海道と言えばさっぽろ雪祭りが毎年盛大に開催されているのはご存じのとおりかと思います。

そんなわけで、今回は札幌雪祭りにについて簡単に紹介したいと思います。

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さっぽろ雪まつりの歴史

さっぽろ雪祭りは、1950年に地元の学生が大通公園に雪像を作りカーニバルを開催したところ、大勢の来客者が集まったことが起源と言われています。

1955年には自衛隊の協力のもの、その規模はますます拡大し、テレビなどのメディアで取り上げられ現代の状態に発展しました。

そして1972年の札幌オリンピックでは「ようこそ札幌へ」をテーマにした内容で、雪祭りを世界的な行事として知らしめたのです。

というわけで、札幌市民の冬の定番としての市民権を得たイベントとなったわけですね。

さっぽろ雪まつりの時期と注意点

【さっぽろ雪まつりの様子】

札幌雪祭りの時期は毎年2月下旬ごろとなっています。2016年の予定は2月5日(金)~2月11日(木・祝)となっています。

当然のことながら、昼夜問わず冷え込むことが予想されます。気温は日中でマイナス5度程度、夜だとマイナス10度を下回ることさえあります。

雪国以外に住んでいる方々にとっては想像を絶する環境です。

例えば、鼻で息をすると鼻毛が凍ってしまい痛いのですが、口で息をすると喉が冷気でいたいのです。という具合で息をするのも注意が必要になってきます。

また、普通のコート程度では大変危険です、防寒着を着ていきましょう。

特に夜はライトアップによって、より雪像を楽しむことが出来ますが、長時間屋外にいるのは危険ですので十分注意しましょう。

ただし、室内の温度は比較的高く設定されているため、防寒着の下は薄着になれる格好を準備しておくことも大変です。室内で汗びっしょりになって風邪をひいてしまっては大変です。

さっぽろ雪まつりツアーに参加する

さっぽろ雪まつりは非常に大きなイベントなので、例年200万人以上といわれる多くの観客が訪れます。そのうち約半分は札幌の市民とのことですが、それでも札幌に多くの人が集まる時期であるということに間違いはありません。

そのため、交通手段や宿泊がセットになったツアーに申し込むことは、混雑した時期にスムーズに雪まりを楽しむためにはおすすめの手段の一つです。

金額は、首都圏出発で宿泊と往復の航空券がセット2泊3日の日程で30,000円オーバーくらいからあるようです。

とはいえ、さっぽろ雪まつりの開催期間は宿泊費等も高めになります。そのため、裏ワザ的なねらい目のツアーとしては、雪まつりが始まる前の準備の様子や終わった後の雪像取り壊しの場面を見学する日程でのツアーに参加するという方法があります。日程などにもよりますが、雪まつり開催期間中に比べて旅行代金が半額くらいになったりもするようです。

また、さっぽろ雪まつりの見学と合わせてスキーや温泉、旭山動物園などの見学を組み合わせるツアーも人気のようです。

どこの旅行者もさっぽろ雪まつりに合わせた企画を発表しているので、一度調べてみたらいかがでしょうか。

最後に

【さっぽろ雪まつりのプロジェクションマッピング】

最後に、札幌雪祭りの見どころと言えば、巨大な雪像です。

雪像は、その年に流行したものがテーマになることが多く、2014年はふなっしー、滝川クリステル、ソチオリンピックのものが話題となりました。

また、近年ではプロジェクションマッピングも行われているようで、白い雪の建物をキャンパスにして、幻想的な世界を楽しむこともできるとか。

伝統的な行事であるのに、毎年毎年新しい技術を取れて時代の流れに乗っているのが分かります。これはまさに温故知新。日本の伝統と技術を芸術に昇華した、世界に発信すべきイベントと言えるでしょう。