ディグラム性格診断とは? 何がわかる? 無料なの?

2015年12月14日

性格診断や心理テストはお好きですか?

手軽にできて、自分の心の中を解説してくれる性格診断。中でも、今話題の無料でできる新しい性格診断が、「ディグラム性格診断」です。

マーケティングと心理学、統計学をベースにしているという「ディグラム性格診断」、一体どんなものなのでしょうか。

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ディグラム性格診断とは?

心理テスト

ディグラムとは、Depth Insight Gramの略称。つまり、深層心理の内側、本音を描くグラフを用いた性格診断です。

多くの人のデータを集め、その要求を知り、商品開発などに役立てるマーケティングの専門家・木原誠太郎氏が提唱する性格診断で、心理学の手法である「エゴグラム」を元に、占いやカウンセリングなど様々な要素を取り入れ、20問の質問に答えるだけで、あなたの性格傾向から、向いている職業、近未来の予測までができるとされています。

エゴグラムの質問数は50問ですから、かなりコンパクトにまとまっていると言えます。

ディグラム性格診断でわかること

ディグラムの元になっているエゴグラムとは、人間の性格を3つまたは5つの指標で測り、どの要素が強いかによって、その人の性格傾向を知るものです。

ディグラムはその5つの指標を取り入れ、グラフに表して、性格を診断します。5つの指標とは、以下の様なものです。

・CP(Critical Parent 厳しさ)

厳しさ・父性。自分の価値観が正しいと信じて譲らない。責任を持って行動し、他人に批判的。この部分が低いと、ルーズな性格になる。

・NP(Nurturing Parent 優しさ)

優しさ・母性。愛情深く、他人を思いやって行動する。世話好き、保護的、親切。この部分が低いと、冷淡な性格になる。

・A(Adult 論理性)

合理性・論理性。現実を重視し、知的で計算力が高く、聡明で頭脳明晰で合理的。この部分が低いと、非合理的な性格になる。

・FC(Free Child 奔放さ)

奔放さ・元気さ。明るく好奇心旺盛でユーモアがある。わがままで自己中心的。この部分が低いと、閉鎖的で暗い性格になる。

・AC(Adapted Child 協調性)

従順さ。他人からの評価を気にし、言いたいことを言わずに我慢し、従順で遠慮がち。この部分が低いと、マイペースな性格になる。

 

この5つの指標を得点化し、グラフに表します。ここまではエゴグラムと同じ。

そのデータと、木原さんが独自に収集したマーケティングデータを組み合わせることによって、例えば「なんでもこなせる優等生、エネルギッシュな器用人間」とか「ジレンマ抱えて日々葛藤、ストイックな内向人間」といった性格傾向がわかるというもの。

診断はこちらのホームページから手軽に。無料の会員登録をすることで、より細かな診断が受けられます。

【‪怖いほど当たる!心理学×マーケティング「ディグラム性格診断」】

ディグラム性格診断の信頼性

性格

エゴグラムは、心理学の世界で長く用いられ、検証を重ねられてきた信頼性の高いものです。

ディグラムの作成には、2014年4月時点で、23万人、延べ3000ケースを超えるデータベース情報から得られる数値を元にしているとされています。また、数万人規模のアンケート調査や1000人以上への対面調査も行われているとうたっています。

通常心理学や統計学の世界では、この調査対象の年齢や性別、行動傾向(テレビや雑誌をよく見る、見ない、など)が偏らないように気を配らなければなりませんが、23万人という数字は、このランダムサンプリング(無作為抽出)が行われていればすごい数字です。

これらから、独自の改良を重ね開発されたとのこと。独自の改良がどういったものか、そこにも信頼性のキーがあるように思われます。