カーボンヒーター電気代はどれくらい? 類似の暖房器具との違いは?

2015年12月14日

暖房器具にもいろんな種類が増えています。

部屋全体を暖めるエアコンやファンヒーターが主流ですが、窓の隙間や位置関係で暖かさが行きわたらないことも。

部分的に暖める暖房器具にはカーボンヒーターがおすすめです。

今回はカーボンヒーターの特徴や電気代などをご紹介します。

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カーボンヒーターはどんな仕組みで暖まるの?

カーボンヒーターは石英管ヒーターやハロゲンヒーターと似ていて、どう違うの? と思われる方が多いのですが、三者のおおまかな違いは石英管ガラスの中身です。

石英管ガラスというのは、稼働すると赤くなるあの管のこと。

この中身の発熱体が、石英管ヒーターはニクロム線コイル、ハロゲンヒーターはタングステン線コイルと不活性ガス、カーボンヒーターは炭素(カーボン)繊維と不活性ガスです。

これらの発熱体に電気を通して発熱させるという仕組みです。

仕組みはほぼ同じでも、効率が違うというのが選ぶポイントですね!

比較されやすいハロゲンヒーターと電気代はどちらがお得?

よく比較されているハロゲンヒーターは見た目も似ていますが、本体の価格の幅もそっくりで、2000円代から売られています。

間違えて購入してしまうと、じつはかなり損をしてしまいます。

まず一番に気になるのは、使用した時の電気代ですよね。

一日5時間、30日間使用した場合の電気代で比べてみると、ハロゲンヒーターで約3600円、カーボンヒーターで約1800円。

なんと電気代の差は半分

うれしいのは半分の電気代で使用できるのに、赤外線放射量がカーボンヒーターの方が高いということ。

本体の寿命は同じくらいで、約6年ほどと言われていますが、効率よく発熱体を使えるカーボンヒーターは7~8年は持つとか。

全く同じ本体価格で購入したとすればどちらがお得か・・・

“カーボンヒーター!”ですよね。

カーボンヒーターの特徴とおすすめポイント

カーボンヒーターの特徴は室内全体ではなく部分的に暖める器具です。

キッチンで調理中に足元が冷えるので暖めたい、パソコンデスク周辺だけ暖める器具が欲しいという時などにおすすめ。

おすすめしたいポイントとしては、

  1. 電気代が同類品のハロゲンヒーターの半分であること
  2. 効率的に身体を暖める遠赤外線効果が高いこと
  3. ハロゲンヒーターよりも眩しさが少ないこと
  4. 本体の寿命は7~8年を期待できること

こうして見ると、結果的にハロゲンヒーターより無駄が少なく、身体が暖まりやすく、その上長持ちというかなりお得な製品ですよね。

 

似たような商品だと購入時に安い方に飛びついてしまいがちですが、事前に使用した時の電気代などの情報を知っていれば、2000円高くてもカーボンヒーターを選びます。

数年前、知らずにハロゲンヒーターを買ってしまった経験のある私。

皆さんは失敗なさらないよう気をつけて下さいね!

 

※その他、暖房器具に関してはこちらをご覧ください。

暖房器具のお得な選び方とエコな暖房器具【まとめ】