若草山焼き 見どころとおすすめ見学スポット

若草山焼きとは?

奈良県奈良市の奈良公園にある若草山は、毎年一月の第四土曜日に山焼きが行われています。

環境保全だのエコロジーだの言われている現代では、山の草木を焼き払うなどというのは考えられないようなイベントと言えます。なぜこんなことをするのでしょうか?

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山焼きをやる理由は、東大寺と興福寺の領地めぐりで抗争が勃発し、山を焼き払うことによって抗争を収めたという、なんともワイルドな理由があげられています。

しかしながら、近年ではその理由は否定されているようです。

昔から近隣の農民には野焼の習慣があり、年に一回、定期的に野原を焼き払うことによって、害虫を駆除したり焼けた木や草を肥料として、農業のための新しい土壌を整備していたというのが正しい理由とされています。

山々に生えている草は一年草と言われ、越冬できずに枯れてしまうのです。

「どうせ枯れてしまうなら肥料にしてしまえ」という実に合理的な理由なのですね。

現在では、野焼は火災の原因になると言うことで、一般家庭が独自に行うことは禁止されています。

ここで「奈良公園のシカは大丈夫なの?」という疑問がわいてきます。

それはご安心ください、シカはこの時だけは若草山方面には近づけさせないという措置が取られているようです。

若草山焼きの基本情報

ここで若草山焼きの基本情報についてまとめておきます。

日程は毎年1月の第4土曜日です(この日にできない場合、2月1日に順延)。

肝心の山焼きは18時30分に点火し、その後約1時間燃え続けるそうです。ただ、山焼き点火前の18時15分から大花火大会も行われ、見どころの一つとなっています。
【若草山焼き】

若草山焼きのおすすめ見学スポット

山焼きの舞台となる若草山は、奈良公園の東から北東側にあたります。そのため、若草山の山麓と、そこから西側の奈良公園周辺が見学できるスポットとなります。

山焼きと花火は、奈良公園まで行かなくても奈良の市街地一帯からも見ることができます。ただ、迫力のある場面を見るためにはやはり混雑しますが山麓まで行くことをおすすめします。山麓にはいろいろなイベントも開催されているので、山焼き以外も楽しさいっぱいです。

また奈良公園内では奈良県新公会堂周辺が広くて見学しやすいです。

なお、山焼きと言えば写真愛好家にとっては絶好のシャッターチャンスとなるようで、毎年時期になると三脚を構えた人でごった返すようです。

当然のことながら近隣県からの来園者で混雑することが予想されるので、参加される際は早めの来園をお勧めします。

とはいえ、山焼きが行われるのは夜です、ところが写真愛好家が場所取り合戦を行うのは午前中のこと。ベストスポットでの観賞を希望するならば、この場所取り合戦に打ち勝たなければなりません。非常に根気強くなければ勝つことは出来ません。

撮影スポットとして有名なのは大池(勝間田池)や平城宮跡など山麓や奈良公園からは少し離れた場所です。離れた場所のほうが、若草山全体がオレンジの炎に包まれるスケール感を表現しやすいようです。

若草山焼き当日のイベント情報

山焼き当日は、それ以外にもたくさんのイベントが催されています。

最もオススメするのは、シカせんべい飛ばし大会です。参加料は300円、だれでも手軽に参加できます。ルールは極めて単純で、シカせんべいを放り投げて、より遠くまで飛ばせた人が優勝というもの。

コツはボールのように投げるのではなく、せんべいの丸くて平面の形状を利用した横投げがポイントです。出来るだけ空気の影響を受けなくてすむのがこの投げ方ですが、コントロールがややシビアで、真正面に投げるのが難しいのです。

その他にも出店が多く出るため、珍しい冬の縁日と言えるイベントです。

関西近郊にお住まいの方は、是非お子さんと一緒に足を運んでみてはいかがでしょうか?



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