成田山新勝寺で初詣 混雑は? ご利益は?

2015年12月14日

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成田山新勝寺の歴史

成田山新勝寺は、千葉県成田市にある真言宗のお寺です。

関東を代表する由緒正しいお寺の一つですね。

歴史もかなり古く、天慶3年(940年)の平将門の乱の時期に創建され、今日まで1000年以上の長い歴史を持っていることになります。

しかし、歴史的には戦国時代の頃に荒廃してしまい、江戸時代頃までは廃寺同然の状況となっていたようです。

江戸時代になり元禄時代に入ると、歌舞伎役者の市川団十郎が成田山を信仰するようになり、「成田屋」の屋号を名乗ったり、歌舞伎の演目で不動明王が登場するシーンを取り入れたこともあって、再興したといわれています。

地元では「成田不動」

地元民からは「成田不動」と呼ばれることが多いため、新勝寺通の人はこの呼び方をまねしてみるのもいいかもしれませんね。

名前の由来は、読んで字のごとく「また新たに勝つ」という意味らしいです。なんともシンプルでわかりやすいのです。

成田山五重塔

成田山新勝寺 初詣の混雑状況

当然のことながら、三が日の混雑は避けて通れません。

時間帯としては早朝または夕方が比較的すいているため、ゆっくりと初詣をしたいならば、この時間帯を狙うと良いでしょう。

アクセスはJR成田駅、もしくは京成成田駅からバスで10分ほどです。

敷地は極めて広大であるため、自動車で来ることも可能ですが、三が日は電車やバスを利用したほうがいいようです。

また、自動車の場合は大通りを通ることをお勧めします。

新勝寺までは細い小道がたくさんありますが、他の参拝客も同じことを考えているため、混雑することは明らかです。狭い道で車で立ち往生してしまうなんて考えたくもありませんよね。ここは素直に大通りを通るようにするといいでしょう。

成田山新勝寺の初詣でやりたいこと

新勝寺では御護摩(おごま)の火を体験してみましょう。

御護摩の火とは、不動明王が炎の力によってご利益を与えてくれると言う儀式です。

たとえば、あなたのカバンやサイフに聖なる炎を当てることによって、家内安全や健康祈願の効能を与えてくれると言います。

最後に、不動明王に対して御真言の唱和を忘れてはいけません。唱和は清らかな心で、無心で行うようにしましょう。

最後に

このようなパワースポットは行くだけで効果があるものです。

普段の生活で使い果たしてしまったあなたの霊的エネルギーを、ここで充電することが出来ます。また、お持ちのお守りも効果が薄かったり、感じられない場合は、御護摩の火にあてることによって力が戻る場合もあります。

目に見えないものは信じないと言う人もいるかもしれませんが、時代を越えて人の信仰を集めているものには、それなりのオーラがあるものです。

一度行ってみることによって、それを感じてみるとよいでしょう。

 

※全国のおすすめ初日の出・初詣スポットについてはこちらの記事をご覧ください。

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