【パーソナルカラー別】日本の「伝統色」選び―イエベ・ブルベに似合う和の色をファッションとインテリアへ

日本の伝統色 インテリア

自分に似合う色が分かる「パーソナルカラー診断」。 ファッションやメイクの指針として定着しましたが、30代を迎えた方の中には「診断された色が鮮やかすぎて、日常に取り入れにくい」「もう少し落ち着いた、大人に似合うニュアンスカラーが知りたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。

そんな大人の女性にこそおすすめしたいのが、日本の「伝統色(和色)」です。 自然界から抽出された日本の色は、繊細で奥ゆかしく、肌なじみが非常に良いため、パーソナルカラーの理論と組み合わせることで、洗練された印象を作ることができます。

本記事では、4つのパーソナルカラータイプ(スプリング・サマー・オータム・ウィンター)別に、あなたを美しく見せるおすすめの「日本の伝統色」と、それをファッションやインテリアに取り入れるヒントをご提案します。

1. イエベ春(スプリング)タイプにおすすめの伝統色

黄みがあり、明るく澄んだ色が似合うスプリングタイプ。日本の伝統色の中でも、春の訪れを感じさせるような朗らかな色が肌の透明感を高めます。

おすすめの和色

  • 珊瑚色(さんごいろ): 黄みを含んだ明るいピンク。顔色をパッと明るく見せます。
  • 萌葱色(もえぎいろ): 新緑のような鮮やかな黄緑色。
  • 蒲公英色(たんぽぽいろ): 明るく温かみのある黄色。

取り入れ方

  • Fashion: 珊瑚色のブラウスやストールは、スプリングの方の多幸感を最大限に引き出します。
  • Interior: 萌葱色のクッションや、蒲公英色のフラワーベースをリビングのアクセントに。明るい木目の家具と合わせると、部屋全体が生き生きとした空間になります。

2. ブルベ夏(サマー)タイプにおすすめの伝統色

青みがあり、明るく柔らかな「くすみカラー」が得意なサマータイプ。日本の伝統色が持つ「詫び寂び」のグレイッシュなトーンと最も相性が良いタイプです。

おすすめの和色

  • 藤色(ふじいろ): 上品な青紫。サマータイプの肌を陶器のように白く見せます。
  • 水浅葱(みずあさぎ): 薄く緑がかった淡い水色。
  • 梅鼠(うめねず): 紅梅色に鼠色を混ぜたような、落ち着いたピンクグレー。

取り入れ方

  • Fashion: 梅鼠や灰桜(はいざくら)といったニュアンスのあるピンクは、甘くなりすぎず、30代のオフィスコーデに最適です。
  • Interior: 水浅葱色のベッドリネンやカーテンを取り入れてみてください。清涼感があり、心を静めるリラックス空間が完成します。

3. イエベ秋(オータム)タイプにおすすめの伝統色

黄みがあり、深みのあるシックな色が似合うオータムタイプ。日本の伝統色の中でも、大地や紅葉を思わせる重厚でリッチな色が、本来のゴージャスな雰囲気を引き立てます。

おすすめの和色

  • 茜色(あかねいろ): 夕暮れのような深く渋い赤色。
  • 利休茶(りきゅうちゃ): 緑みを感じる渋い茶色。
  • 芥子色(からしいろ): 深みのある鈍い黄色。

取り入れ方

  • Fashion: 芥子色のニットや、利休茶のワイドパンツは、オータムタイプの方だからこそ着こなせる「粋」なアイテムです。ゴールドのアクセサリーとも好相性です。
  • Interior: 茜色や弁柄色(べんがらいろ)のラグを敷くなど、民芸調やヴィンテージ家具と合わせることで、温もりと重厚感のある上質なインテリアになります。

4. ブルベ冬(ウィンター)タイプにおすすめの伝統色

青みがあり、鮮やかでハッキリした色、または無彩色が似合うウィンタータイプ。コントラストの強い日本の伝統色が、シャープでモダンな魅力を際立たせます。

おすすめの和色

  • 瑠璃色(るりいろ): 宝石のように鮮やかで深い青紫。
  • 真紅(しんく): 混じりけのない深い赤。
  • 銀鼠(ぎんねず): 金属のような光沢感を感じさせる明るいグレー。

取り入れ方

  • Fashion: 全身をモノトーンでまとめ、バッグや靴で「真紅」を一点投入するスタイルは、ウィンタータイプの特権です。また、着物を選ぶ際も、瑠璃色のような強い色を選ぶと顔立ちが引き締まります。
  • Interior: 銀鼠や漆黒(しっこく)をベースにしたモノトーンインテリアに、和モダンなガラス細工やアートを飾ることで、生活感を感じさせない洗練された空間が作れます。

まとめ:自分に似合う「和の色」で、暮らしに奥行きを

パーソナルカラー診断の結果を、単なる色の制限として捉えるのではなく、「自分に似合う伝統色」を見つける手がかりにしてみてください。

西洋のカラーパレットにはない、名前のついた美しい日本の色は、30代のファッションやインテリアに、大人の余裕と奥行きを与えてくれるはずです。 ぜひ、ご自身のタイプに合った「和の色」を、ハンカチ一枚、クッション一つから暮らしに迎えてみてはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました